結成から33年目を迎えた大御所バンド『L’Arc~en~Ciel』。
2022年5月には東京・東京ドームで2日間にわたって行ったアニバーサリーライブ「30th L’Anniversary LIVE」を開催し、
同年の12月にはAmazonプライムでそのライブの模様や舞台裏も映し出され、世界中のファンが大注目しました。
ライブの舞台裏で語られた、普段聞けないメンバーの本音にも注目した人も多かったはず。
また一度も解散することなく続いているのは異例ですが、ファンの間では〝一度解散するべきだった〟という意見もあるようです。
今回は「ラルク」と調べると、関連ワードで出てくる「Mステ事件」や「不仲説」などを調査していきます。
✔ラルクは不仲発言をしていた?
✔いつから不仲説が出てきたのか?
✔ラルクMステ時点とは?
\『L’Arc-en-Ciel』の結成30周年を記念したライブ公演・そのドキュメンタリー映像「Amazonプライムビデオ」/
ラルクの不仲説①2015年ラルクはMステで不仲発言をしていた?!
ラルクについて検索していくと「不仲」というワードもよく出てきます。
では、なぜ「不仲」が出てくるのでしょうか。
これに関しては、2015年12月のMステでhydeさんが言った一言が発端のようです。
hydeさんはタモリさんとの会話で、
ラルクはもうあんまり好きじゃない。
と発言しているんです。
この発言より、「ラルクは仲が悪いのではないか」という印象がついてしまったよう。
実は、hydeさんは2001年あたりからソロ活動を始めました。
この年はラルクが結成10周年の記念すべき年。
それまでバンド活動に拘っていたhydeさんは、次第にソロ活動にのめり込むようになりました。
よって、なかなかバンド活動にやる気が出ず、メンバーとギクシャクしてしまったようです。
当時は、解散の危機になるくらいバンド活動に冷めきっていた、hydeさん。
しかし、そんな解散の危機を乗り越え、今もなお活躍し続けるラルク。
今まで活動を続けてくることができたのは、ファンのおかげだとhydeさんは話しています。
hydeさんのインタビューで、
ファンがいなかったら、バンドはすぐ終わってましたね。ファンとスタッフのラルクへの愛情が深いから、少々のことがあってもスタッフがなんとかしようとする。もちろんメンバーもやってはいたけど、その人たちのパワーとか、ファンの人たちがこれだけ愛情を注いでくれているのに、自分たちのちょっとしたことで無下にはできないなって。それが一番大きかったかな。それがなかったら無理だったかな。
と話しています。
やはり、カリスマアーティストも私たちと同じ人間です。
些細なことでグループに亀裂が走ってしまうことだって、大いにあり得ます。
ラルクが今人気バンドとして活動できているのは、熱狂的なファンのおかげに違いありませんね。
\その時のMステで披露した曲はこちらです!/
ラルクの不仲説②2000年のメンバー同士の付き合い
2000年ごろに、ラルクの各メンバーがメディアで
友達というよりかは仕事仲間だ。
とメンバーの関係性を表現しています。
他にも、
- ラルクはメンバー間でプライベート的な付き合いがない。
- ライブ中のMCがあまり盛り上がらない。
- ギター担当のkenさんが練習していない。
などの話が上がり、ファンたちもヒヤヒヤしていたようです。
しかし、仕事は仕事、プライベートはプライベートとはっきり分けて活動を行なっているという見方もできますよね。
ただ、kenさんの練習をあまりしていなかったことに関してはなんともいえませんが…
よくアイドルで、プライベートはグループの人とあまり遊ばないという人もいますよね。
また、逆にグループ内でよく遊びに行くという人もいます。
その人自身のスタイルがあるため、この件に関しては一概に不仲だと断定することは難しいのかもしれませんね。
ラルクの不仲説③2016年hydeとtetsuyaの不仲説(コンサートスケジュール)
メンバー各々がバンド活動とともに、ソロ活動も行なっているラルク。
そのため、やはりスケジュールの調整は難しいよう。
ラルクの不仲エピソードとして、
2016年、味の素スタジアムでの2daysのコンサートを企画していたときの出来事。
各メンバーらがスケジュールを調整し、コンサートの日程が決定しましたが
それぞれ多忙なメンバーたちが都合をつけ、 やっとスケジューリングができてコンサートの日にちが決まったというのに、 開催直前でTETSUYAの
スケジュール調整ミスが発覚。
そして中止を申し出た彼でしたが、これを受けたHYDEは怒り心頭。
二人は普段コンサートで絡むことも少なく、近年のライブで珍しく肩を組んだだけで客席からは悲鳴が上がったほどです。
という話があります。
ちょっとこれに対しては急すぎる感じがしますよね。
それ以前から、tetsuyaさんとhydeさんは揉めることが多かったようです。
他にも、東日本大震災へのコンサートの売り上げを寄付したいと発言したhydeさんに対し、tetsuyaさんは反対。
このように、2人は意見が対立することが多かったみたいです。
ラルクの不仲説④2022年30周年ライブとドキュメンタリーは仲が悪かった?
2021年に結成30周年という大きな節目を迎えたL’Arc-en-Cielですが、ライブドキュメンタリー番組が、12月23日よりPrime Videoにて217の国と地域で配信されました。
番組内で彼らが今年5月に東京・東京ドームで2日間にわたって行ったアニバーサリーライブ「30th L’Anniversary LIVE」の模様がフィーチャーされ、リハーサルの様子やメンバーのインタビューなどなど、ファンにとっては貴重な映像ばかり。
アマプラのドキュメンタリーの放送がされた後にファンの中では
・hydeがやりたがらない理由がわかる
という感想で溢れていました。ファンの方にとってとてもつらい内容だったかと思われます。。
今回のドキュメンタリーでは、hyde以外は積極的な関わりがなく他のメンバーは正直どう思われていたのか。
インタビューが一つもなかったメンバーもいたりして、、ファンの中では「そういうの嫌いだもんね」と理解しながらも
「ドキュメンタリーではせめて一言でも欲しかった」というファンの方もいらっしゃいました。
実際にライブ前のリハーサルの様子がメンバー同士はほとんど喋ることもなく、そこへhydeが来て、ようやくリハーサルらしい感じになりましたが全員がよそよそしくあまりにも雰囲気が悪い。。
ライブが終わった直後にhydeは、メンバーと喜びを分かち合うこともなく、衣装のまま車に乗り込み、そそくさと会場を後にしていました。
映像の中では、「不仲説」や「解散説」についても言及。
それぞれプロフェッショナルな人たちが集まってるから難しい人もいるけど、僕もソロだとリーダーになるからリーダーって大変なんだなって思って。そういう意味でバンドのリーダーのtetsuyaさんをリスペクトしたり、kenさんの作曲とかyukihiroさんのスペックの部分がすごいなって思ったり、自分に余裕が出てきたからかもしれないけど、30年経って、やっぱりすごいなって思えるようになりましたね。あのときに解散していたらこの感覚は得られなかったんだろうなと思う。
と、2021年の2月に話しています。
映像の中では険悪にもとれる雰囲気が流れていましたが、ライブに対して真剣に向き合っているからこそ緊張感が生まれているのだと思います。
今は互いがリスペクトし合い、良い関係性が築けていることがわかりますね。
\『L’Arc-en-Ciel』の結成30周年を記念したライブ公演・そのドキュメンタリー映像は「Amazonプライムビデオ」/
エピソード1と2一気見してしまった。
ラルクが不仲というのは聞いていたけど本人達自らここまで赤裸々に語る姿、息が詰まる殺伐としたスタジオの様子を公開するのは初めてなんじゃないか…?「こんなラルクを理解してくれてありがとう」
hydeさんから出た言葉に胸が熱くなりました。#ラルク30th pic.twitter.com/51jgUZxkwn
— GLOBAL🌎マサヤ@SB (@masaya_ga194) December 23, 2022
ラルクの不仲説はいつごろから出てきた?
いつ頃からラルクの不仲説が出てきたのでしょうか。
ラルクアンシエルのメンバーたちは、 それぞれソロ活動を並行しています。
そんなラルクアンシエルの面々ですが、 特にHYDEさんはラルクよりもソロ活動の方が大切なのではないかと見受けられる場面が多く、 不仲説につながっているものと思われます。
ライブ映像の中でも2000年ごろに脱退(解散)が一度は正式に決定していたことも明かされています。
2021年ごろメンバーの仲が良くなった?!
幾度と解散の危機を乗り越えてきたラルク。
今、メンバーの仲はどうなっているのでしょうか?
ソロ活動を始め、どんどんソロで活動することの楽しさにハマっていったhydeさん。
「バンドって意味あるのかな?」と思って一時期はバンドをやめようぜってなった。
と発言しています。
しかし、
それでもなんだかんだで乗り越えてきて、そこから10年、20年と経つと逆の意味でリスペクトが始まる。
とも発言しており、今後不仲が原因で解散することは考えにくそうですね。
またファンの方から見ても、
友達関係というか結成当初からバンド仲間って意識でしょうけど雰囲気がいいな〜と感じたのは99年頃までと07年、18年〜現在こんな感じですかね。
ファンの方も応援する傍ら、グループ内の雰囲気を敏感に感じ取っていたのかもしれません。
\L’Arc〜en〜CielのアルバムリマスターBOX /
ラルクのMステ事件とは?本当に事件があった?
早速、ラルクのMステ事件について調査してみました。
調べてみたところ、Mステでは事件のようなことは起きていないようですね。
何かの間違いなのかもしれません。
でもこの【事件】というキーワード、なかなか気になりますね…
ラルクが帰ったのはMステでなくNHKのPOPJAM(ポップジャム)?
ラルクの関連ワードとして出てくる「事件」。
実はMステではなく、「POP JAM」というNHKの音楽番組で起きた出来事とのこと。
1999年4月19日にNHKホールで収録が行われました。
その内容としては、
ラルクが爆笑問題の太田光さんに「ビジュアル系」と呼ばれたことに対して怒った。
そして、POPJAMの収録を途中退席してしまった。
というものでした。
この一件に関しては、当時太田光さんへの批判が相次ぎました。
しかし、この事件の原因は「POP JAM」のスタッフのミスだったようです。
太田さんはインタビューにて、
ラルクがキレたのは、俺にキレたんじゃないんだよ。俺には何にもキレてないし、むしろ『すいません』って。彼らの名誉のために言うけど、本当に紳士な態度で『申し訳ありません』って帰って行った。
と、事件の真相を明らかにしています。
ラルク側は「ビジュアル系」という発言をNGにしており、そのことを番組側に伝えていたそう。
しかし、番組側はそのことを太田光さんに伝えておらず、このようなことが起きてしまいました。
tetsuyaさんは「ビジュアル系」と呼ばれることに対して、とても敏感だったようで、
音楽を正当に評価してもらえなくなる。
と話していたとのことです。
確かに、当時は今よりもビジュアル系に対する偏見が多かったように感じます。
音楽で評価してもらいたかった、tetsuyaさん。
音楽家としてのプライドがあったに違いありませんね。
そんな中で「ビジュアル系」と言われてしまい、悔しくて許せなかったのでしょう。
つまり、このラルクの事件の真相は
番組収録途中に帰ったことは本当だった。
しかし、原因の大元は太田光さんではなかった。
ということですね。
まとめ
今回は、ラルクの「Mステ事件」や「不仲説」などについて調査していきました。
デビュー当時から、謎の多いラルク。
今回の記事で、少し謎が溶けたようにも感じます。
個々が素晴らしい才能を持つからこそ、なかなか意見が合わないこともあったのでしょう。
そこからメンバーの仲が悪くなったり、解散の危機が幾度とあったのかもしれません。
しかし、ラルクの熱狂的なファンたちがメンバーを支えてきました。
今のラルクを作り上げたのはラルクファンと言っても、過言ではありません。
今後、一皮剥けたラルクの活躍に目が離せませんね。
\2022年8月25日発売!「ミライ」収録!/
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