ディズニーアニメーションの実写版として大ヒットした映画「アラジン」。
主人公アラジンの声を中村倫也さん、ランプの魔人ジーニーの声を山寺宏一さんが吹き替えすることでも話題になりましたね。
アラジンといえば劇中に出てくる歌のシーンが見どころですが、有名な俳優さんやベテランの声優さんの吹き替えや歌の評価はすごい?ひどい?どうだったのでしょうか。
今回は、実写版アラジンの吹き替えや歌についてまとめました!
アラジン実写版の吹き替えは誰?キャスト・声優まとめ
アラジン実写版の日本語吹き替えのキャストは以下の通りです。
【メインキャスト】
・アラジン:中村倫也
・ジーニー:山寺宏一
・ジャスミン:木下晴香
・ジャファー:北村一輝
【実写版オリジナルキャラ】
・サルタン(ジャスミンの父):菅生隆之
・ダリア(ジャスミンの侍女):沢城みゆき
・ハキーム(他国の王子):平川大輔
日本を代表する有名な声優さんや俳優さんが勢ぞろいですね。
中村倫也さんは近年人気を集めている実力派の俳優さんで、吹き替えや劇中の歌に期待する方も多く、「トモジン(アラジンと倫也を合わせた愛称)」とSNS上で呼ばれていたようです。
また、山寺宏一さんもジーニーをふくめ多くのディズニーキャラクターを担当していたこともあり、「俺、(ジーニーの吹き替えオファーが)来なかったら声優やめるわ」とラジオで話していたそうです。それだけジーニーを演じることに意欲的だったんですね。
映画の公開期間中は、作中歌として有名な「ホール・ニュー・ワールド」を中村さんと木下さんが歌うイベントが開かれたり、実写版ジーニー役のウィル・スミスさんが来日したりと、当時から注目されていたアラジン実写版。
こちらの吹き替えや歌の評判はどうだったのでしょうか?
アラジン実写の吹き替えがひどい?真相は?
アラジン実写の吹き替えの評価は、「ひどい」と「良かった」とどちらの反応もあるようです。
・ひどい、ひどすぎる…
・歌はうまいけどミュージカルっぽくない
・アラジンの吹き替えが微妙
・そんなに違和感はなかった
・木下さん(ジャスミン)の歌がすごく上手い
・山寺さんのジーニーはさすがといった感じ
ジャスミン役の木下さんと山寺さんの吹き替えは高評価といった印象が集まる中、アラジン役の中村さんの評価は賛否両論。「ひどい」「微妙」から「違和感なかった」「最高」まで意見が分かれました。
長年愛されてきた原作がある分、観客の視点もシビアなものになっているようです。
実写版「アラジン」役の中村倫也の声や歌はどう?
中村倫也さんのアラジンは、歌は微妙、声は中村さんのイメージによって評価が分かれました。
・ミュージカルっぽくなくて微妙
・ジャスミン役の木下晴香さんと歌唱力が違いすぎる
・中村倫也は爽やかイケメンボイスすぎて解釈の不一致を感じる
・アラジンの声が作りすぎてない、ピュアな好青年って感じなのがいい
・何を聞いても中村倫也としか思えなかった
歌に関しては、ジャスミン役の木下晴香さんとの歌唱力のバランスが「微妙」に繋がったようです。また、歌声がディズニーのミュージカルのイメージに合わないといった意見もありました。
声は「アラジンのキャラクターに合っているか」という部分が評価を分けています。中村さんの俳優としてのイメージが先行してしまい、アラジンとして聞けない人もいたようです。
中村倫也さんの歌はCMソングなど、アラジンの吹き替え以外では高評価なものもあるため、実写版アラジンの曲と相性が悪かったのかもしれません。
実写版アラジン「ジャスミン」役の木下晴香の歌がすごい!
木下晴香さんの吹き替え評価は、「歌が良い」というものが多くみられました。
・本当に歌が良くて声が綺麗
・ハマり役だった
・思わず涙が出た
・声量があり、迫力があった
・歌が素晴らしすぎた
木下晴香さんはもともとミュージカル俳優として活動していたということもあり、歌唱力の部分で「すごい」と評価を受けていました。
また、実写版オリジナルのジャスミンの曲「スピーチレス」をイメージぴったりに歌ったことで、実写版アラジンを見てからファンになった人も少なくないようです。
ジャスミン役のナオミ・スコットさんも吹き替えの木下晴香さんも、美しくて演技力もあって歌の上手い俳優さんですね。これからの活躍に目が離せなくなりそうです。
実写版アラジン「ジーニー」(ランプの魔人)の山寺宏一は歌も声も高評価!?
実写版アラジンの影の主役でもあるジーニーの吹き替えは、歌も声も高評価でした。
・やっぱり山寺さんしかいないでしょ!
・アニメ版のジーニーよりウィルスミスに寄せてた
・山ちゃんのために吹き替えを観に来た
・山寺宏一 オンステージ!
・歌唱力も申し分ないので安心してみることができた
山寺さんのジーニーを信頼している評価が多く見つかりました。声だけでなく、歌の評価も「期待を裏切らない」と高いものでした。
山寺さんは、昔のジーニーのままの声ではなく、ウィル・スミスが演じる実写版アラジンの映像に違和感がない声を目指していたようです。「ジーニーはテンポもよくてセリフも多いので、簡単ではないですがそれが楽しい」とのことでした。
山寺さんの人気は相当なもので、実写版アラジンの公開した年の紅白歌合戦では、担当したジーニーの曲「フレンドライクミー」を山寺さんが歌うといったこともありました。
山寺さんの役作りの情熱はすごいですね。山寺さんのジーニーを待っている人がいたのも素直にうなずけます。
アラジン実写の吹き替と字幕はどちらがいい?
アラジンの実写版はミュージカルを楽しみたいなら字幕、内容重視なら吹き替えで見るのが良さそうです。
【字幕のメリット】
・演じている俳優さんの声がそのまま聞けるので、物語の雰囲気や音楽を生で楽しめる
・曲の歌詞が字幕は変わっていない(吹き替えは翻訳で変わっている)
【吹き替えのメリット】
・日本語でわかりやすくセリフをまとめられているため、内容を追いやすくなっている
・吹き替え声優がどう演じるのかを見られる
それぞれ良さがあるので、好みに応じて選んでくださいね。
まとめ
・中村倫也さんのアラジンは人によって評価が分かれる声だった
・ジャスミン演じる木下晴香さんはミュージカル俳優なだけあり、歌唱力がすごかった
・山寺宏一さんのジーニーは声・歌ともに高評価でファンも多い
・実写版アラジンを見るときは、ミュージカルを楽しみたいなら字幕、内容と声優重視なら吹き替え
以上、お読みいただきありがとうございました。