大河ドラマ「どうする家康」に吃音の男性(松平家臣「土屋長吉重治」)が登場しました。
吃音の案内役の男性の名前は土屋長吉重治。
実在の人物でしょうか。
土屋長吉重治の吃音設定は本当だったか演出かどっち?
どうする家康の吃音の案内役男性は実在か演出どっち?役名と名前!についてお伝えします。
どうする家康の吃音(どもり)の案内役男性の役名は?
大河ドラマ「どうする家康」の2023年2月19日(日)放送の第7回「わしの家」で吃音の男性が、家康(松本潤)を案内するシーンがありました。
案内役男性の役名は松平の家臣・土屋長吉重治(つちやちょうきしげはる)でした。
演じていたのは田村健太郎さん。
「どうする家康」の第7話で、民衆に人気の一向宗の宗徒が集まる本證寺(ほんしょうじ)に潜入した時の案内人が土屋長吉重治でした。
【田村健太郎】
NHK大河ドラマ
『どうする家康』本日2月26日(日)よる8時00分〜
第8話一向宗徒の案内人・土屋長吉重治(つちやちょうきちしげはる)役にて出演中
家康(演:松本潤さん)から年貢を取られた一向宗たちは、三河各地から集結し一揆をおこすことにhttps://t.co/NJdl7bkwWH
— 吉住モータース (@y_motors) February 25, 2023
どうする家康の吃音(きつおん)の案内役男性「土屋長吉重治」は実在?
「どうする家康」に登場した土屋長吉重治(つちやちょうきしげはる)は実在の人物です。
歴史上の土屋長吉重治
重治の父の代から松平家(後の徳川家)に仕えていました。
土屋長吉重治は、1563~1564年の約半年起きていた三河の一向一揆で活躍・徳川家康を支えた松平の家臣です。
三河の一向一揆は、のちに徳川家康の三大危機(「三河一向一揆」「三ケ原の戦い:1573年」「伊賀越え:1582年」)の一つとされています。
「どうする家康」の土屋長吉重治
三河の一向一揆は、三河の領主の松平家康と、本證寺の空誓上人・くうせいしょうにん(市川右團次)を中心とした本願寺門徒たちとの戦いでした。
土屋長吉重治は、もともとは一向一揆側の人間です。
戦の終盤、土屋長吉重治(=ドラマでは「長吉」と呼ばれている)は大久保忠世(小手伸也)の援軍として、家康と一緒に本證寺に乗り込みます。
家康は頭に銃の弾を受けますが、兜のおかげで一命をとりとめます。
その後、敵に囲まれた家康を長吉が家康に覆いかぶさって、一揆軍の槍の攻撃から家康を守り抜きました。
家康は無事に城に戻ることができました。
三河の一向一揆は、松平への忠誠を宗教の信仰が根本にあり、松平の家臣でさえも一揆側に付いた家臣も多くいます。
そんな中でも、土屋長吉重治は松平家康を身をもって支えた家臣でした。
どうする家康の土屋長吉重治の吃音設定は演出?
「どうする家康」に登場した土屋長吉重治(つちやちょうきしげはる)の吃音(どもり)の設定は、演出の可能性もあります。
土屋長吉重治は実在の人物ですが、土屋長吉重治が吃音だったという資料は残っていないようです。
どうする家康の吃音の案内役男性は何話に出ている?
土屋長吉重治は、大河ドラマ「どうする家康」の第7回「わしの家」から第8回「三河一揆でどうする」の2話に出ました。
- 第7回「わしの家」(2023年2月19日(日)放送)
:番組開始20分ぐらいから登場
(家康を本證寺に案内) - 第8回「三河一揆でどうする」(2023年2月26日(日)放送)
:番組開始から30分くらい
(家康と一緒に本證寺に乗り込み、家康の命を身をもって救いました)
どうする家康の吃音の男性について世間の声は?
やっぱりどうする家康に新しく出てきた吃音が混ざってる家臣、好きだなあ。自分も吃音あったから共感できるんだけど最初の声がどうしても出ないとき苦しくて顔(というか喉の奥)痛くなるのあったからすごく分かるし、誰もこの瞬間を嫌な顔せず待ってくれてる・声を聴いてくれてるのがありがたくて…
— ねる田 (@chopa1999) February 21, 2023
昨日の、どうする家康
吃音のキャラクター、
見ててキツかったなあ
自分も吃音持ちだからさ。
吃音のキャラクターじゃなきゃ
だめやったんかな。#どうする家康 #どうする家康反省会
— メニヤ (@hwBgaWdSI8dCjbv) February 20, 2023
さっきの長吉の話し方、もし吃音?どもりやすい人を意識してるんだったら良い傾向だな〜〜〜〜
たくさん見てる訳ではないけど民放ドラマで吃音持ちの役ってほとんど見ないし、さらっと自然に当然としてそこに居るのが本当にリアルでとても良い
# どうする家康— 🍊🍊茄子ノ🚒🔥 (@33enzen9) February 19, 2023
どうする家康、吃音らしい登場人物
吃音の人が自然に存在していて嬉しい、と、自分も吃音だから見ていて辛い、という意見どちらもあった。
ストーリーで役に立つ設定なら良いが、意味なくキャラづけに使われてたらやっぱり嫌だな。
— magicarp (@magicarp129) February 21, 2023
「どうする家康」に吃音設定の男性が出ていたことについては、賛否両論あるようでした。
実際に吃音で悩んでいる方は、キツイと思われたシーンだったかと思われます。
演出の脚色だけで吃音設定で登場していたら、不快に思われるのは当然ですよね。
「どうする家康」には、松葉杖の農家の男性も出ていました。
意図的に、家康の時代にもいろいろな生き方をしている人がいる、ということを伝えている脚本演出なのかもしれません。
https://twitter.com/kokoro7716koko/status/1628872525609598976?s=20