創価学会『池田大作』ってどんな人?

  • 2023年12月6日
  • 2024年7月1日
  • 生活

2023年11月15日、創価学会の名誉会長を務めた池田大作さんは老衰のため95歳で亡くなりました。

池田大作名誉会長は、1947年に創価学会に入会して1960年に第3代会長に就任し、1979年には名誉会長になり、学会の活動に尽力してきました。

海外に創価学会インタナショナルを設立するなど、世界を跨ぐ偉大な存在ですね。

また、政治活動、随筆や小説などの執筆活動、講演や対談をして情報発信、意見交換に取り組んできました。

池田大作名誉会長はどのような存在だったのでしょうか。

受賞歴や活動内容などについてまとめてみました。

 

1.池田大作さんとは?

人物

池田大作さんは、1928年1月2日生まれの東京都大田区出身で、小説家や随筆、対談集、仏法哲学の解説書など執筆者として活動しています。

さらに写真家、詩人としても活躍しました。

過去に編集者として経験があり、執筆活動は得意だったようです。

専門分野だけではなく、子ども向けの童話も書いていたみたいなので、幅広い分野に挑戦していたこともわかります。

特技を活かして仕事に取り組み、さらに子どもたちにもわかりやすくて面白いストーリーを描き、年齢層の幅を広げて本の楽しさを伝えていたのかもしれませんね。

池田大作さんは様々な人に影響を与えていたのがわかりますね。

 

両親

池田大作さんは、8人兄弟の5男目に生まれ、10人家族で暮らしてきました。

兄弟が多く、大家族で驚きました。

父親が池田子之吉(いけだ・このよし)さんで、一本気で頑固な男性で寡黙だったそうです。

面倒見がよくお人よしな一面があり、筋を通す性格なので周りから「強情さま」と呼ばれていたみたいです。

強くて優しい父親だったのが伝わります。

海苔製造業を経営していたので、忍耐さもあったでしょう。

母親は池田一(いけだ・いち)さんで、明るい人で働き者だったそうです。

池田大作さんは良い環境で、優しくて温かい家庭で育ったのが伝わりますね。

 

家族

池田大作さんは、池田香峯子(いけだ・かねこ)さんと24歳の時に結婚しました。

香峯子さんとの間に3人の男の子に恵まれています。

長男は池田博正さん、次男は池田城久さん、三男は池田尊弘さんです。

長男の池田博正さんは創価学会主任副会長、創価学会インタナショナル副会長を務めています。

次男の池田城久さんは、創価大学の職員として務めていましたが、29歳で病気のため永眠しました。

三男の池田尊弘さんは、創価学園の主事、副理事長を務めています。

家族全員で創価学会に貢献していることに驚きました。

3人の方々は慶応義塾大学まで進学して、しっかりと勉学に励んでから創価学会を支えています。

 

2.池田大作さんの経歴

創価学会

池田大作さんは、19歳のときに同級生から「仏教や哲学のいい話がある」と話を勧められ、座談会に出席したきっかけに創価学会に入信しました。

32歳に第3代会長に就任し、創価学会インタナショナルの発足など世界進出しています。

仏教史上初、世界広宣流布したそうです。

戦争を経験している池田大作さんなので、世界平和を祈るために世界各国に創価学会を創設したのかもしれませんね。

平和への祈りと思いを数々の地域や各国へ出向き、講演会などを開いて大人だけではなく、子どもたちにも教育の大切さを訴えてきました。

 

政治活動

池田大作さんは、36歳の時に公明党を創設し、「平和の党」の理念形成や集票力拡大に尽力してきました。

しかし、政治と宗教の関わりには大きく波紋を広げたそうです。

41歳の時には憲法違反が起こり、創価学会と公明党の組織を切り離すことになりました。

池田大作さんは、きっと苦渋の決断だったのではないでしょうか。

 

3.池田大作さんの作品

著書・対談

池田大作さんは、恩師の戸田先生の生涯と創価学会の活動について描いた作品全12巻あります。

主題が「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」という内容なので、信仰の始まりから展開までが描かれているそうです。

以降、続編の小説「新・人間革命」を執筆し、さらに平和について綴られています。

対談では、中国を中心に国際交流を行ってきたそうです。

なかでも中国の政治家の周恩来との対談が一番印象に残ったといいます。

アジアで一番大きい中国に足を運び、日中関係を良好にすることを直接伝えていたのでしょう。

 

受賞歴

池田大作さんは、60歳の時に「国際理解のためのG・ラマチャンドラン賞」を受賞しています。

また、国連平和賞、国連栄誉表彰も授与されています。

平和活動がようやく認められ、国連から高評価されました。

61歳の時にはラウレアナ・ロサレス 教育・人道賞、平和貢献・国連事務総長表彰なども表彰されています。

日本だけではなく、海外からの評価はとても大きな反響だったと思います。

池田大作さんは大きな存在に変わったときかもしれないですね。

 

4.まとめ

創価学会の池田大作さんについてまとめてみました。

19歳に創価学会に入信してから、様々なご縁に恵まれて世界進出して創価学会インタナショナルを創立し、さらに会長就任まで務めて生涯を終えました。

戦争の経験から、平和について積極的に講演会を開き、小学生から大人までわかりやすく伝えてきた功績が、国連から高評価を獲得しています。

平和に過ごしていくために、どのようにすれば良いか池田大作さんから沢山情報発信してくれたと思います。

今後も、私たちは平和のために目的に向けて取り組んでいくことが大事でしょう。

 

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