ヤンマーのヤン坊マー坊の歴代ってどんなだった?

11月16日、農業機械業界の企業「ヤンマー(YANMAR)」は、9代目のマスコットキャラクターの「ヤン坊マー坊」のデザインを一般投票することを発表しました。

投票期間は11月16日~12月7日、2024年1月に投票結果発表されます。

一般投票することは、今回初めてだそうです。

9代目は近未来をイメージとしたキャラクターを作り、国際的に認知度を広げていくといいます。

企業イメージが決まるので、会社としては一般からの意見を大事にしたのではないでしょうか。

A案、B案、C案の3つから良いものを投票する形になっています。

ちなみに「ヤン坊マー坊」の初代から8代目までのキャラクターはどのようなキャラクターだったのでしょうか。

歴代の「ヤン坊マー坊」をまとめてみました。

 

1.「ヤン坊マー坊」とは?

1959年、夕方に放送されていた天気予報番組「ヤン坊マー坊天気予報」をきっかけにキャラクターが誕生しました。

さらに、イメージ・CMソング「ヤン坊・マー坊の歌」もあります。

当時は「ヤン坊マー坊」は、愛されるキャラクターであり、日常になくてはならない存在だったのではないでしょうか。

農家さんや漁師さんに役立つ情報を発信するため放送が始まったそうです。

「ヤン坊マー坊天気予報」が始まると、一日の終わりの合図だったのかもしれませんね。

愛され続けて60年以上、時代に合わせてキャラクターを変えてきています。

 

2.「ヤン坊マー坊」の歴代

①初代~3代目

初代は、白黒映像で3~4頭身で親しみやすい人間性のあるキャラクターでした。

特徴は、ヤン坊はショートパンツで襟付きロングTシャツ、頭には花飾りがあります。

マー坊はオーバーオールの服装で、二人の見分けが見てわかるようになっていました。

2代目は、2頭身に変更して可愛いデザインに変わりました。

東京オリンピック開催された年だったために、聖火や月桂冠を身に着けているところもあるそうです。

初代~2代目は白黒テレビが主流だったので、デザインがシンプルでわかりやすいように感じますね。

3代目にはカラーテレビが普及し始めたので、「ヤン坊マー坊」にも色が入りました。

カラフルで可愛いマスコットなのが伝わります。

 

②4代目~6代目

4代目は、愛嬌あるような少年みたいな可愛いキャラクターになりました。

5代目は、白目ができて人間味のあるキャラクターになっています。

さらに、服装もヤン坊マー坊同じような感じに変更して、わんぱくな少年のような感じです。

6代目は、2002年にサッカーワールドカップの誘致していた頃だったため、サッカーのユニフォームを着て、プレーしている映像が流れていました。

話題になったニュースを背景にして、ストーリーを描いているのは面白いですね。

 

③7代目~8代目

7代目は、見た目はあまり変化していませんが、現在に合ったデザインタッチになっています。

8代目は、時代に合わせたテイストを入れ込んだデザインになり、立体的な形になりました。

服が代わり、模様が付いたデザインのトップスに、黒と青色のズボンで分けられ、オシャレなスニーカーに変わっています。

アニメーションが大きく発展して、立体感あるキャラクターになったので、見慣れるまでは違和感があります。

でも、一番人間味があるように感じるので、動きに可愛さが滲み出ています。

 

④9代目予定案

2024年1月に決まる9代目「ヤン坊マー坊」は、近未来的なデザインにしています。

アーティストのYKBX(ワイケービーエックス)、クリエイティブディレクターの引地耕太さん、企画・進行・btraxなどの社外クリエイターとヤンマーの自社デザイナーが協力して作り上げています。

新「ヤン坊マー坊」は、「心を動かし、未来を動かす」をテーマにしているそうです。

ワクワクする気持ちを原動力にし、向上心が高い性格で、失敗しても諦めない気持ちを持つキャラクターに変わります。

新しい世代のために、力を合わせて未来に向かってチャレンジしていくそうです。

新たなことに突き進んでいくために、キャラクターも新しく更新することを決めたのがわかりますね。

 

3.まとめ

歴代の「ヤン坊マー坊」についてまとめてみました。

時代の背景に合わせて、「ヤン坊マー坊」の動きやデザインタッチが変わり、親しみがあるキャラクターだとわかりました。

初代と2代目は白黒のみだったので、おそらく強く印象を残すために苦労してきたと思います。

3代目からカラーになり、ポップなデザインを取り入れ始めて、8代目には立体的に大きく変化しました。

9代目では近未来を強くイメージしているので、ヒーロー感が出ているようにも感じます。

新「ヤン坊マー坊」は3つの案から1つに絞られるのはもったいないくらいですが、とても期待しています。

 

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